4月8日のみことば

「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」(ルカ23:46)

神学者ウィリアム・ウィリモンの『十字架上の七つの言葉と出会う』(日本キリスト教出版局)に心に留めたい言葉があります。十字架の死の直前まで主イエスに対し好き放題してきた人々、最期に主は彼らから「命」を取り戻し、真に信頼する父なる神の御手に委ねられるのです。「十字架の処刑人たちに最後の言葉を語らせず、その者たちに『十字架の意味』を決めることをお許しにならなかったのです」。主イエスの信仰と愛と希望に対する父なる神の応答、それこそが復活の出来事だったのです。(次週号では『復活』について記したいと思います)

(下の写真は西南の杜(旧神学校キャンパス)から見た夕陽です。神学寮で生活している折も毎日この夕陽を見ながら過ごしていました。あれから50年近くも経ったのに夕陽は少しも変わらない・・・)

 

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