「人から出て来るものこそ、人を汚す。…人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。」(マルコ7:20~23)
主イエスはまず私たちの内面の状態を問われます。神学者リチャード・J・フォスターは、内面の現実を問うことなく外面的な生き方のみを整えることは「死んだ律法主義」に行き着くと戒め、反対に内面が整えられると「語ることが真実正直になり、地位や身分へのこだわりが消える」と教えています(『スピリチュアリティ成長への道』)。