「静まれ、私こそが神であると知れ。/国々に崇められ、全地において崇められる。」(詩編46:10/聖書協会共同訳)
現代社会は「じっとしているのは時間の無駄」「もっと早く」「もっと効率的に」と私たちを急かします。そのため私たちは物事を静かにじっくり考えることが苦手になっています。神学者リチャード・J・フォスターは「現代社会を覆っている浅薄性を超えてその先を目指したければ、沈黙や静けさそのものを考え直し、造りなおす必要がある」と言い、「黙想の祈りという学校に初心者として入学してみようではないか」と促します。一日に5分、み言葉を読み、黙想し、祈り、神のご意思を静かに尋ねる時間を持ちたいですね。