1月12日のみことば

「何によらず手をつけたことは熱心にするがよい」(コヘレト9:10)

ミケランジェロの「石を持つダビデ」像をご存知でしょう。1501年、イタリアのフィレンツェは外敵に攻められそうになりましたが、幸いにも戦争は避けられ、町が荒らされずに済みました。その幸運を記念するため像を建てることになり、すでに有名になっていた彫刻家ミケランジェロに委託したのです。その素材は一人の彫刻家が作業途中で放棄し、35年間も道端に放置されていた大きな大理石でした。彼は4週間でひな型を造り、3年かけて完成、市役所の入口に据えられたのでした。ミケランジェロ29才の作品です。1月ももう半ば、私たちも手をつけた働きを熱心に続けたいと思います。

TOP