「主は来てそこに立たれ、これまでと同じように、サムエルを呼ばれた。『サムエルよ』サムエルは答えた。『どうぞお話しください。僕は聞いております』」(サムエル上3:10)
ローゼンシュトックという哲学者の言葉が印象に残りました。「人間は呼びかけへの応答を通して、あたかも脱皮するように、新たな自己像を開拓していく存在なのである」。40年前、西南教会の仮牧師館の庭でのこと。池の中から「やご」が這い出て、やがて脱皮して「とんぼ」の姿となって、青空に軽やかに飛び立った姿を思い出しました。忘れられない姿でした!