「だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように』」(マタイ6:9)
神学者イェルク・ツィンクは「天におられるわたしたちの父よ」という呼びかけについて大切なことを教えています。私たちは主の祈りを捧げる時、愛も畏れも覚えずに、無遠慮に、軽々しく神の名を口にしてはいないだろうか、もっと愛と畏敬の念をもって、神こそ私たちのために最も良いことをなさる方である、と心から信頼して呼びかけるべきだと言うのです。神こそこの無秩序の世界を秩序ある世界に変えることのできる唯一のお方なのです。