12月21日のみことば

「そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である」(ルカ2:1~2)

「アウグストゥス」、それはローマの元老院がオクタヴィアヌスに与えた尊称であり、「崇敬すべきもの」という意味です。人々は「ローマの平和」を樹立した皇帝として彼を崇めたのです。に対しルカ福音書の著者は「そうではありません。マリアより生まれ、飼い葉桶の中に眠りたもうあの幼子イエスこそ真の平和をもたらしてくださるお方です」と告げているのです。

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