12月8日のみことば

「王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは言った。『ユダヤのベツレヘムです…』」(マタイ1:4~6)

ヘロデ王は自国の宗教家たちに「メシアはどこに…」と尋ねます。彼らはミカ書5:13とサムエル記下5:2を根拠に「ユダヤのベツレヘムです」と答えました。ヘロデの心に黒雲のような猜疑心が湧き起こります。宗教家たちは救い主誕生の場所をよく知っていますが、ヘロデの怒りを恐れて行動を起こしません。あるいは新しい救い主の誕生など元々求めてはいなかったのかもしれません。だがまことの真理を追及する博士たちは再びベツレヘムの地に向っての歩みを進めるのです。

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