「神の慰めなどは取るに足らない、優しい言葉は役に立たないというのか」(ヨブ15:11)
神の優しい言葉、慰めの言葉など何の役に立たないと思っている人が多いようです。本当にそうでしょうか。私たちの世界には人の言葉が届かないほど深い悲しみや苦しみがあるのではないでしょうか。そんな時、聖書の言葉はドアのすき間から差し込む優しい光のように私たちの心に入り込み、慰め、励まし、勇気づけるのです。私は自分の言葉が届かないと思う時、「主よ、あなたが語ってください。あなたの言葉だけがこの人の心の深みに届き、心の闇を照らす光となりますから」と祈るのです。