「人々はイエスを引いて行く途中、田舎から出て来たシモンというキレネ人を捕まえて、十字架を背負わせ、イエスの後ろから運ばせた」(ルカ23:26)
今は受難節、主イエスの十字架の苦しみとその意味を考える時です。キレネ人シモンは主イエスの十字架を代わって担い、イエスの後ろからついて行く羽目になりました。なんという不運、恥辱…。しかし主イエスの後ろ姿が彼の人生を変えたのです。その後彼はもとより妻と二人の息子アレクサンドロとルフォスも十字架の主の愛を信じる者となったのです。「主が歩まれた道をわれらも喜びつつ歩むことができますように」(クリストフ・ブルームハルト)