「自分を賢者と思い込んでいる者を見たか。彼よりは愚か者の方がまだ希望が持てる」(箴言26:12)
自分は賢いと思っている人は満杯の小さな器に似ており、もうそれ以上一滴も水を加えることはできません。まだまだ知恵も知識も足りないと思っている人は大きな容器、さらに多くの水を注ぐことができるでしょう。目下私は『草木とともに 牧野富太郎自伝』を読んでいるのですが、彼は94才で亡くなる直前まで日本全国をまわって膨大な数の植物標本を作っていたと言います。植物愛、新種発見に注いだエネルギーの大きさに感動します。