5月4日のみことば

「主よ、とこしえに/御言葉は天に確立しています」(詩編119:89)

永遠と思えた支配者の権力も、やがて滅び去ります。「彼のいた所を調べてみよ、彼は消え去っている」(詩編37:10)。「栄枯盛衰は世の習い」です。それに対し神の恩言葉は永遠です。だからその神の言葉に自分自身の存在をかけると詩人は言うのです。「この地上には、何ひとつとして確かなものが見えないので、詩人はわれわれの思いを神へと高挙し、そこに錨を下ろさせようするのである」(カルヴァン)。本当の平安はそこにあります。

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