５月５日のみことば

「天の下に起こることをすべて知ろうと熱心に探究し、知恵を尽くして調べた。神はつらいことを人の子らの務めとなさったものだ」（コヘレト1:13）

ヴァルター・リュティは『コヘレトの言葉-人生を生きよ』で、「コヘレトは楽観的世界観の持ち主でも悲観的世界論の所有者でもありません。彼はひとりの信仰者です」と言い、神を知っている信仰者は「悲観論者よりも深く世界を知り、同時にいっさいの楽観論者にまさって大きな慰めを持つ」と語ります。信仰者の幸いを強く思います。