「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」(創世記1:31)
詩人竹中郁さんの「もしも」という詩があります。「もしも、この地球の上に/こどもがいなかったら/おとなばかりで/としよりばかりで/おとなはみんなむっつりとなり/としよりはみんな泣き顔隣/地球はすっかり色を失い/つまらぬ土くれとなるでしょう」。もしもこの地球の上に一木一草なかったら、同様に地球はつまらぬ土くれとなり、すべての人の顔から喜びは消え、生きることは喜びではなく苦痛でしかないでしょう。今日は身近な草花に目を注ぎ、枯れかかっているものには配慮の足りなさを詫び、そっと水を注いであげましょう。