8月22日のみことば

「だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように。』」(マタイ6:9)
旧約聖書の詩編が「祈りの学校」とすれば、キリストの教えてくださった「主の祈り」は「祈りの大学院」とでも言いましょうか、私たちはここで祈りの〈心〉と〈言葉〉を学ぶのです。流暢な祈りを聞くと、心の薄さを感じます。むしろ訥々とした祈りに心の深さ真実さを感じます。祈りは演説ではないのです。「祈りは能弁家のものではなく、聴く力のある人のものなのです」(イェルク・ツィンク)。
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