「あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる」(マタイ6:7)
イエスが教えてくださった「主の祈り」は実に端的です。必要な祈りが凝縮されています。それに比べ私たちの祈りはくどすぎる気がします。「焦って口を開き、心せいて/神の前に言葉を出そうとするな。神は天にいまし、あなたは地上にいる。言葉数を少なくせよ」(コヘレト5:1)。なぜでしょう? 「あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ」(マタイ6:8)。祈りは全てを神に委ねるところから始まります。