6月12日のみことば

「知識は人を高ぶらせ、愛は造り上げる。自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです」(Ⅰコリント8:1~2)

知識が増えれば増えるほど謙遜になればいいのですが、しばしば傲慢になりがちです。しかしパウロは、そのような人に「あなたはまだ知るべきことさえ知ってはいないのですよ」と忠告します。まさにソクラテスが言う「無知の知」です。知識も必要ですが、その知識は愛に基礎づけられたものでありたいです。愛こそその人を育て上げる力ですから。

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