9月4日のみことば

「欺き取ったパンはうまいが/後になって口は砂利で満たされる」(箴言20:17)

「パン」とは、食物のみではなく物質的な利益や悪行による満足などを象徴しています。ある注解者はこの箴言に「罪の後味」という見出しをつけています。正当な働きによらないで得た大きな利益、最初は「うまくいった」「大儲けだ」と思うかもしれませんが、後になるとそれが不幸の始まり、災いの源ということになるのです。やはり真の幸福や満足は、額に汗して得たものによって感謝して生きることにあるようです。

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