バプテストの群として

「われらバプテスト」

1963年に出版されたN・H・メアリング、W・S・ハドソン共著『バプテスト教会の形成』という書物は、現代においても読む価値のあるものです。そこには次のような言葉があります。

教会はキリストの御名によって礼拝し、証しし、教え、仕えるために召された民の群れなのである。

教会がこの使命を十分に果たすためには信仰の教育としての神学が必要です。

教会は、その使命に忠実になるために神学に対して真剣な興味を抱かねばならない。…神学は宗教の中軸であり、これを堅固にし、強靭にすることなくしては、キリスト教は軟弱で感傷的になり、遂には迷信に侵されたものとなる。

現代はあまりにも不確かなことが多い時代です。様々な価値観が渦巻き、本当に正しいことは何なのか、どの道を進むべきか迷ってしまいます。下手をすれば間違った方向に一生懸命ということもあり得ます。正しい判断のためには信仰の確立が必要です。そのために教会学校が果たす役割は大きいのです。

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