11月27日のみことば

「アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図」(マタイ1:1)

マタイは自分の福音書をイエス・キリストの系図から書き始めます。知らない人の名前の連続で、私たちには退屈に思えます。一念発起して新約聖書を読もうとした人も、この系図を見ただけで挫折してしまいそうです。どうしてでしょうか。しかしユダヤ人にとっては決定的に重要なことでした。救い主はダビデの子孫として現れると預言されていたからです。マタイは、イエス・キリストはまさにダビデの子孫なのだと証言しようとしているのです。

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