「もしあなたが今日この民の僕となり、彼らに仕えてその求めに応じ、優しい言葉をかけるなら、彼らはいつまでもあなたに仕えるはずです」（列王記上１２：７）
ソロモン王の子レハブアムに対する長老たちの助言です。しかしレハブアムはこれを捨て、民に対し過酷な対応を示したのです。民は反旗を翻します。こうして国は弱体化の一途を辿ることになったのです。人の心をとらえるもの、それは「優しい言葉」であり、人の信頼を勝ち取るもの、それは仕える心です。主も諭されました。「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になりなさい」（マタイ２２：２６）