7月22日のみことば

「貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいる」(ヨハネ12:8)

聖ラウレンティウスは紀元3世紀のキリスト者、ローマ法王ウァレリアヌスに仕え、教会財産の管理と貧しい人への施しの務めを担当していました。法王の殉教後、彼自身も捕らえれ、教会の財産すべてを持参するように命じられた時、「はい、明日の朝、持参します」と彼は答えました。翌朝彼は数百人の貧しい人々と共に官憲の前に立ちました。聖ラウレンティウスは「この人々こそ教会の宝、財産です」と言いたかったのです。その後彼は殉教の死を遂げました。教会の宝、それは主への信仰に生きる一人ひとりなのです。

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