平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。主よ、あなただけが、確かに、わたしをここに住まわせてくださるのです。(詩編4:9)
この聖句に出合うと、赤ちゃんが母親の腕の中に眠っている姿が思い浮かぶ。完全に信頼しきって母親の腕に身を委ねている。幸せそのものだ。私たちを支えてくださるのは全能の神だ。だから安心して身を委ねていい。いつだったか興味深いニュースを見た。来日中の外国のギターリストの話。ある夜、近所で火事騒ぎがあり、二階のベランダに一人の女性が炎を避けている。彼はとっさに自分の着ていた服を脱ぎ、片言の日本語で「さあ、どうぞ」と促した。女性は意を決してその腕の中に飛び降りた。そして助かった。神の御手も私たちを支える。