「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイ26:52)
今年8月6日の松井一実広島市長の平和宣言の一節。「核による威嚇を行う為政者がいるという現実を踏まえるならば、世界中の指導者は、核抑止論は破綻しているということを直視し、私たちを厳しい現実から理想へと導くための具体的な取り組みを早急に始める必要があるのではないでしょうか」。市長のこの言葉に同意する人は多いはずです。今こそ主イエスの言葉に耳を傾けたいと思います。「剣を取る者は皆、剣で滅びる、核に依頼する者は皆、一人残らず核で滅びる。剣を、核を速やかに廃棄せよ」。