「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」(創世記2:18)
これは神がアダムのためにエバを創造なさった時の言葉です。アダムとエバ、お互いが助け手となること、それが神の聖なる御意思。しかし彼らが罪を犯した時からアダムはエバを支配する者となりました。「彼はお前(エバ)を支配する」(創世記3:16)。神の言葉をないがしろにした時、生じるものは支配関係、助け合う関係の崩壊です。これは人間関係のすべてに言えることです。教会に連なる私たちは神の子、上下関係ではなく互いに助け合う存在なのです。