詩編148編はすべての被造物に心からの讃美を呼びかけています。「ハレルヤ。天において主を賛美せよ。地において主を賛美せよ。」特に12~13節には次のようにあります。「若者よ、おとめよ、老人よ、幼子よ。主の御名を賛美せよ。」
1934四年、アメリカでJ・S・バッハ(1685~1750)の聖書が発見されました。それは通称「カロフ聖書」と言われ、1681~1692年にかけてヴィッテンベルグで刊行、ルターがドイツ語に翻訳した聖書に神学者アブラハム・カロフが注解をつけたものです。
バッハはこの聖書を愛読していたようで、至るところに書き込みがあります。例えば歴代誌上25章には「この章は神に喜ばれるあらゆる教会音楽の基である」とあり、歴代誌下5章13節には「敬虔な音楽は常に神が恵みをもって臨んでくださる」と書き込まれています。
私たち は神の慈しみを讃美する群れです。「神への賛美はいかに喜ばしく、…いかに美しく快いことか」(詩編147:1)