「他にいいたいことあるひと？」
有馬平吉先生の著書『キリガイ』に高校生の次のような感想文がありました。
結局人を好きになるって何だろう？混乱してしまった。今私は自分を本当の意味で好きであると言えるだろうか？今私は「私はこの世の中で一人しかいない」から好きだと思っている。でも正直に考えると、もし、私がもっと太っていたら？もし、私が背が低かったら？もし、私がもっと頭が悪かったら？もし、私が貧乏だったら？もし、私が嫌われ者だったら？もし、私が孤児だったら？もし、私が障害児だったら？自分を愛せただろうか？でもやっぱり今の私だったらどんな私も愛せる気がする。それに、どんなあなたでも愛せると思う。
有馬先生の言葉に注意深く耳を傾け、熟慮し真剣に応答しようとしている高校生の姿が目に浮かびました。今朝先生が語ってくださる説教に私たちもしっかり応答したいと思います。