踊協力牧師メッセージ

「何が人生に重要であるか」

聖路加国際病院名誉院長・日野原重明先生が7月18日召されました。享年105歳。

少年期を神戸で過ごし、京都帝大(現京都大)を卒業。1941年から聖路加国際病院に勤めた。早くから予防医学に取り組み、54年には同病院が人間ドックを先駆的に開設するのに携わった。成人病に代わる呼称として「習慣病」を提案し、後に「生活習慣病」に名称が変わる契機をつくったとされる。米国留学などで学んだ医療の在り方や医療者教育を取り入れ、「患者本位の医療」を提唱。2000年には、全国の75歳以上の元気な人に呼びかけて「新老人の会」を設立。高齢者が積極的に社会に参加、貢献する意義を説いた。(西日本新聞)

日野原先生が私たちの教会に来て講演してくださったのは1997年10月5日㈰。86才の先生がお一人で来福され、説教が終わると「夕方から会議がありますから」と颯爽と戻って行かれたお姿を思い出します。

「与えられた命をどう生きるかが自分の義務であり、行動の中に喜びが生まれる。」

見習うべき点の多い先生でした。

関連記事

TOP