メッセージ

巻頭言「キリストと結ばれる人はだれでも」

 コリントの信徒への手紙Ⅱはパウロが紀元54年頃、エフェソで書いた手紙です。特に5:17は多くの人に愛唱されている有名な言葉です。

  だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。 
  古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。

 パウロは十字架のキリストを救い主と信じる者たちを迫害した人物でした。しかしその彼が復活のキリストに出会って回心し、十字架と復活のキリストを宣教する使徒になったのです。この言葉は彼自身の深い経験に根差したものでした。彼は「私がそうであったように、キリストに結ばれる人はだれでも、どんな人でも生まれ変わり、新しい人生を歩むことができる」と言ったのです。彼の不動の確信でした。

 E・ブルンナーは次のように言っています。
  信仰のかくれた奥底から、あるものが見得るところにあらわれ出てきます。
愛が、新しい
生き方が、新しい考え方が、新しい対話の仕方が、隣人との新
しい交わりの仕方が、出現
して来るのであります。(『我等の信仰』)

 教会、それはイエス・キリストに結ばれて新生した人たちの共同体なのです。(踊)

 

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