教会学校小学科だより 2021年9月5日(日)

マタイによる福音書28章20節

わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。

今日は、『くまさん どこ?』(ジョナサン・ベントレー 講談社)という本を読みました。

男の子はくまさんを探しています。家じゅう探してもなかなか見つかりません…。
みなさんの部屋はきれいに片付いていますか?この絵本の男の子のように、探し物が見つからないということはありませんか。「気持ち」も見つからないことがあります。友だちとけんかをして、大嫌いと思っている時の、やさしい気持ちや人を好きになる気持ち。おこられて落ち込んでいる時の、自信に満ちた生き生きとした気持ちや立ち上がってまた頑張ろうという勇気。悲しいことがあって涙が止まらない時の、うれしい気持ちや楽しい気持ち…。

そういう気持ちは、なくなってしまったのではありません。みなさんの心の中がぐちゃぐちゃに散らかっていて、どこに置いたのかわからなくなっているだけです。

イエスさまは、いつも私たちのそばにいて、やさしい気持ちやうれしい気持ち、楽しい気持ちを、見つかるまで一緒に探してくださいます。そして見つかったら、一緒によろこんでくださいます。

ある小学生の男の子が夏休みの自由研究で、「ごきげんなお母さんの作り方」という研究をしました。男の子はいつも怒られてばかりいるので、どうしたらお母さんが笑顔になってくれるだろうと思い、兄弟げんかをしない、好き嫌いなく食べる、お手伝いをする…いろいろ試してノートに記録しました。そして分かったことは、「ぼくがごきげんでいればお母さんもごきげんでいられる」ということでした。

みなさんのまわりに、いつもぷんぷん怒っている人や不機嫌な人、悲しい顔をしている人はいませんか?その人は、やさしい気持ちやうれしい気持ちを探せないだけなのかもしれません。「イエスさま、一緒に探してあげてください」とその人のためにお祈りできたら、それはとてもすてきなことだなと思います。