踊協力牧師メッセージ

わたしは羊の門である

ヨハネ福音書1~12章は人々に対する主イエスの啓示、13~17、20~21章は弟子たちに対する啓示です。神学者G・タイセンは、それぞれに「段階解釈学」が見られる、つまり主の言葉によって低い段階からより高い段階へと育っていくと言うのです。

ヨハネ福音書は他の福音書同様イエスのことを「キリスト」「神の子」「主」と記します。しかし彼はもっと偉大な方、それを正確に伝えるために「わたしは…である」という特徴的な言葉を用いました。「わたしは命のパンである」「わたしは世の光である」「わたしは羊の門である」「わたしは良い羊飼いである」「わたしは復活であり、命である」「わたしは道であり、真理であり、命である」「わたしはまことのぶどう木」。

私たちは主イエスのもとに来るように招かれ、従い、門を通り、新しい生命の世界に入るのです。さらに羊飼いが羊たちを配慮するように、私たちは主イエスによって日々養われ、喜びに満たされ、やがて復活の命を頂くのです。私たちも主が開かれた真の道を通って命の世界に導かれたいと願います。

 

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