踊協力牧師メッセージ

戦争はあかん

長崎原爆資料館には松添博さんの「ふりそでの少女」の絵があります。彼は原爆投下から10日後、長崎市内の畑で晴れ着姿の少女二人が畑で火葬されるの見たのです。「なんてきれいな着物だろう」。顔には火傷ひとつない二人、しかし放射線のために亡くなったのです。当時9才の福留美奈子さんと12才の大島史子(ちかこ)さん。決して忘れることのできないこの光景を彼は1974年に描きました。また母親福留志なさんの思いに共感した人々の力によって資料館屋上庭園に「ふりそでの少女像」が造られたのです。志なさんの口癖は「戦争はあかん、平和が一番」でした。

日本バプテスト連盟信仰宣言に記されている言葉です。

国家も神の支配のもとにある。国家は救いに招かれているすべての人間の尊厳を守るべきであるが、決して良心の主となることはできない。良心の主は神のみである。私たちは信仰による良心の自由及び政教分離の原則を主張する。教会は国家に対して常に目をそそぎ、このために祈り、神のみむねに反しないかぎりこれに従う。

平和への歩みをさらに進めましょう。

 

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