小学科だより(2021年3月10日)
マタイによる福音書6章8節
あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。
今日は、『このよで いちばん はやいのは』(ロバート・フローマン:原作 あべ弘士:絵 福音館書店)という本を読みました。
さて、ここで問題です。ウサギとウマとダチョウとネコとカモシカと人間が、100メートルきょうそうしたら、一番早いのはだれでしょう。
こたえは、カモシカです。
では、カモシカより速く走れる動物は?
こたえは、チーターです。魚には、チーターよりはやい魚がいます。鳥にも、チーターより早い魚より早い鳥(ツバメ)がいます。
もっと早いものはなにかわかりますか?
なによりも早いのは、ひかりです。かみなりは、ピカッと光ってしばらくしてからゴロゴロッという音が聞こえてきます。音よりひかりのほうが早い証拠ですね。
では、ひかりより早いものがあるでしょうか?
それは、お祈りだと思います。
「神さま」と呼びかけた後、どうやってお祈りのことばを言えばいいのかわからないことがありませんか?むずかしいことばや美しいことばを使わないと、神さまに伝わらないのでしょうか?そんなことはありません。
聖書にはこう書いてあります。
あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。
(マタイによる福音書6章8節)
「神さま」と呼びかければ、神さまはあなたがなにを言いたいのか、悲しんでいるのか、怒っているのか、うれしいのか、すぐにわかってくださいます。ひかりよりも早く!です。
次回は、教会学校小学科の礼拝レポートです。