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こんな優しさに出会って

高齢の兄弟姉妹を施設や病院にお訪ねすると、度々心が熱くなる経験をすることがあります。ホーム入所のある教会員を訪問した時のことです。「まあ、先生、お忙しいのに、ありがとうございます。でもね、今ホーム内で風邪をひいた方々がいるのです。大事な先生と奥様に感染してはいけないので今日は早めにお帰りください」と

聖書の光に導かれ

ヨハネ5:39で主イエスは「聖書はわたしについて証しをするものだ」と言われました。日本バプテスト連盟は次のように宣言します。「私たちの信仰宣言の中心はイエス・キリストであり、その基盤は聖書である。私たちは聖書が聖霊の導きによって書かれた、信仰の唯一の規範であると信じ…」。マルコ12:27で主イエ

混乱の原因は?

ヤコブの手紙は具体的な生き方を大切にすることを教えています。3:16には「ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い行いがある」と記されています。ねたみに無縁な人はいません。これほど厄介なものはありません。諺にも「ねたみは栄光につき添う」「ねたむ者には祝日はない」「ねたみは憎しみよりも始

「見えるようになりたいのです」

マルコ福音書には主イエスが目の不自由な方を癒された記事が二度出てきます。私自身も以前網膜剥離の手術を受けましたので、目に関する記事は身近に感じます。一度目は8章のベトサイダにおける盲人の癒しです。主は彼の目に手を当てて「何か見えるか」と尋ねます。すると「人が見えます。木のようですが、歩いているの

愛はすべてを信じ

コリントの信徒への手紙Ⅰはパウロが第3回伝道旅行の途次、紀元55年頃エフェソからコリント教会に宛てて書いた手紙であり、教会の在り方について指導した書簡です。パウロは「最も厳格な意味での現実主義者」であり、教会が置かれている現実を直視する人です。厳しい現実の中でも教会がなお美しく調和を保ち、力強く

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