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「芸術としての教会」

神学者ユルゲン・モルトマンは『新しいライフスタイル』の中でこう言っています。「キリスト者は芸術家です。そしてキリスト者の芸術は、キリスト者の生活なのです。神によって生きる者の芸術、神とともに、神のために生きる芸術です。わたしたちは『生の芸術家』なのであって、一人びとりは自分の生を一つの芸術として描く

聖霊を受けなさい

教会暦によると今日は聖霊降臨日です。主イエスの弟子たちに聖霊が与えられ、初代の教会が誕生し、宣教の働きが力強く始まったことを記念する日です。しかし今日聖霊派の教会を除く多くの教会で聖霊への関心が薄れているように思います。もちろん私は聖霊派のようになればいいと言っているわけではありません。私たちは

母の日の由来

朝の情報番組で、「アメリカでも同じ日に母の日をやっているんですね」「日本と同じようにカーネーションを飾るんでしょうか」とやり取りしているのを見て驚くと同時に、由来を繰り返し語る大事さを痛感しました。アメリカのヴァージニア州ウェブスターのメソジスト教会にジャービスという、教会学校の教師を二六年

石の水がめ6つ

ヨハネ福音書二章には「カナの婚礼」の話が記されています。宴もたけなわという時に肝心のぶどう酒がなくなり、その危機を主イエスが救われたという奇跡物語です。これは主がなさった「最初のしるし」でした。主イエスが用いたのは、80~120リットルも入る石の水がめ六個でした。仮に100リットルとしても、全部

明日は「聖書に親しむ会」

月に一度開催している「聖書に親しむ会」。4月19日(火)午前10時半より西南学院教会オリーブ館で行います。夏目漱石の『草枕』の冒頭の言葉「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい…。」実感です。でも楽しく育児する方法、楽し

真に安らかに生きるために

草薙龍瞬という僧侶が書かれた『反応しない練習』という本があります。「ブッダの教えとは、心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法のことです」。確かに現代は情報過多の時代であり、一歩家を出るとありとあらゆる音に溢れ、そのほとんどは騒音です。そんなものにいちいち反応していたら身も心

聖書はわたしの宝物

私が初めて自分の聖書を手にしたのは、1959年2月23日、小学5年生の時でした。私はバプテスマを受けてクリスチャンになり、その記念に聖書を頂きました。それにエリザベス・ワットキンス宣教師が記念の言葉を書いてくださいました。小学生の私は英語の文章が分かりませんでしたが、後にそれが聖書の言葉であることを

「わたしの主、わたしの神よ」

ヨハネ福音書20章にはキリストの復活を信じられないディディモと呼ばれるトマスの姿が記されています。他の弟子たちは喜びで口々に「わたしたちは主を見た」と言うのですが、トマスは「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない」と

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