ちいさな哲学者たち
「考える力を育む」最近私はDVD『ちいさな哲学者たち』を見ました。舞台となったのはフランス、セーヌ地方の教育優先地区にあるジャック・プレヴェール幼稚園。そこで3~5才の子どもたちがローソクの火の周りに集まってパスカリーヌ先生と一緒に哲学を学ぶという2年間の軌跡です。先生はなぜローソクに火を灯す
「考える力を育む」最近私はDVD『ちいさな哲学者たち』を見ました。舞台となったのはフランス、セーヌ地方の教育優先地区にあるジャック・プレヴェール幼稚園。そこで3~5才の子どもたちがローソクの火の周りに集まってパスカリーヌ先生と一緒に哲学を学ぶという2年間の軌跡です。先生はなぜローソクに火を灯す
「結婚について」 創世記1章は神の天地創造に記事ですが、27節には人間の創造のことが記されています。「神は御自分にかたどって人を創造された。男と女に創造された。」 私はこの聖書の言葉に感動します。というのは、創世記が現在のように形にまとめられたのはバビロン捕囚期の紀元前6世紀と言われてい
「他にいいたいことあるひと?」有馬平吉先生の著書『キリガイ』に高校生の次のような感想文がありました。結局人を好きになるって何だろう?混乱してしまった。今私は自分を本当の意味で好きであると言えるだろうか?今私は「私はこの世の中で一人しかいない」から好きだと思っている。でも正直に考える
「信じるものがない私…」有馬平吉先生の著書『キリガイ・ICU高校生のキリスト教概論名(迷)言集』に次のような文章がありました。人から聞いたこと、本でみたことなどといったたくさんの「出会い」の中から、疑って調べてみてから手にすることができる真実は信じられるものだと思います。しかし、疑ってば
「婚礼に招かれた客のように」マタイ福音書22章1節以下には、王が王子の婚礼に多くの客を招いた話が記されています。ところが婚礼の当日招待された客は出席せず、再三の招きも無視、挙句の果てに王の家来たちを侮辱し殺害してしまったというのです。王が怒ったのは当然です。そこで王は家来たちに町で見かけ
「花のように美しく」佐賀県鹿島教会の礼拝堂にはかつて気品あるキリストの絵が架けてありました。ある時、一人のお母さんがわがままを言う子どもの手を引いて来てその絵の前でこう言ったのです。「ほら、おじちゃんが怒っているよ!」。私は少々驚き困りました。この絵の作者は怒りではなくキリストの愛を伝えようとした
『ICU高校生のキリスト教概論名(迷)言集・キリガイ』目次紹介1自分がモノ扱いされたらどう? 2ワイセツってなに? 3他人の目が気になる? 4いい大学に入りたい? 5なんのために働くの? 6自分だって差別していない? 7そのまま信じて大丈夫? 8キリスト教かキリストか? 9人は死んだらどうなるの?