BLOG

箴言ところどころ①

「思慮深い人は知識を隠す。愚かな心はその無知を言いふらす」旧約聖書にある「箴言」はとても興味深い文書です。イスラエルの知恵の教師が伝えた人生訓、現代に生きる私たちにこそ有益です。それで今日から折にふれてご紹介したいと思います。とりあえず第1回目は箴言12章23節の言葉。「思慮深い人は知識を隠す。

受難節を迎えるにあたり

「受難節を前にして」イエス・キリストの死と復活は初代教会の中心的出来事であり、これを除いてはキリスト教の成立も存在もありません。私たちはこの時をどのような思いで過ごせばよいでしょうか。クリスマスは固定祝日で12月25日ですが、イースター(復活日)は移動祝日で、「それぞれの年の春分日の直後

われらバプテスト

「われらバプテスト」「バプテスト」という教派はどのような特色を持っているのでしょうか。「私たちはバプテストですから」と自嘲的に言う人は「何でもありの教派」と考えているかもしれません。また他教派より自分たちの方が優れていると唯我独尊的な考え方をする人もいます。私はそのいずれをも採りません。

心に喜びを

「心に喜びを与え」私たちは皆喜びに満ちる幸福な生活を求めています。哲学者三木清は『人生論ノート』の中で次のように述べています。疑いもなく確かなことは、過去のすべての時代においてつねに幸福が倫理の中心問題であったということである。・・・幸福論を抹殺した倫理は、一見いかに論理的であるにしても

執事を選ぶということ

「執事を選ぶということ」私たちは次週総会において執事を選出します。この一週間、主が相応しい方を示してくださるよう静かに祈りましょう。執事の資質については使徒言行録六章に「御霊と知恵とに満ちた、評判のよい人」「信仰と聖霊に満ちた人」とあり、テモテへの手紙Ⅰ三章八節以降にさらに詳しく記されて

なぜ怖れるのか

「なぜ怖がるのか」ガリラヤ湖畔は主イエスの活動の中心地、そこ多くの御言葉が語られ、多くの奇跡が行われました。主の言葉は人々の心に深く刻まれ、奇跡はそれを目撃した人の生活に深く刻まれました。マルコ福音書四章の突風を静めた奇跡もその一つです。弟子たちが乗った舟は突然の嵐に転覆しそうになりました。

主のよき力に守られて新しい年も

「主のよき力に守られて」ナチスに対して抵抗した神学者ボンヘッファーの詩を以下抜粋引用します。これが新年を迎えた私たちの祈りとなることを願いながら。主のよき力に、確かに、静かに、取り囲まれ、不思議にも守られ、慰められて、私はここでの日々を君たちと共に生き、君たち

今こそ感謝を

「今こそ感謝を」 今年最後の主日礼拝に当たりマルコ福音書の次の言葉が私の心に響きます。「この方のなさったことはすべて、すばらしい」(マルコ7:37)。 確かに素晴らしい出来事がたくさんありました。与えられた恵みに比べると、私たちは感謝は少なく小さいと思います。今一つ一つを想起しながら改めて感

楽しいクリスマスでした

12/2(日)英語礼拝(サンデーチャペル)クリスマス、12/9(日)小学科クリスマスは恵みのうちに終わりました。12/23(日)の中学科クリスマス、その後のクリスマス礼拝は300名弱の参加者、持ち寄り愛餐会は婦人方の手作り料理をおいしく頂き、祝会では20名近くの青年たちの讃美、ヴァイオリン演奏、そし

光は暗闇の中に

「光は暗闇の中に」ヨハネ福音書1章は独特の神学に基づくクリスマス物語です。言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(ヨハネによる福音書1:14)ヨハネ福音書はこの御子キリストのことを「光」と表現

TOP