「複数牧会制の導入に向けて」
2019年度総会資料の「牧師室より」に、私は今年度の活動方針を記しました。例年通りの課題に加えて、特に緊急を要する課題として「複数牧会制の導入」を提示しました。全年齢層の兄弟姉妹のために祈り、配慮し、その信仰を育てることは教会の大切な務めです。しばしば一人の牧師の守備範囲はその年齢の上下15才と
2019年度総会資料の「牧師室より」に、私は今年度の活動方針を記しました。例年通りの課題に加えて、特に緊急を要する課題として「複数牧会制の導入」を提示しました。全年齢層の兄弟姉妹のために祈り、配慮し、その信仰を育てることは教会の大切な務めです。しばしば一人の牧師の守備範囲はその年齢の上下15才と
エフェソの信徒への手紙4:1~12の言葉です。「そして、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの 体を造り上げてゆき…。」教会が歴史を生き抜くためには様々な働き人が必要でした。かつてガリラヤ
聖書を読む時に、その箇所だけでなく前後も合わせて読んでみると、今まで見えなかった大切な真理が見えてくる場合があります。例えばルカ8章22節以降。主イエスは弟子たちに「湖の向こう岸に渡ろう」と促されます。そこはゲラサ人の住む場所、その地で主は悪霊に憑かれた人を癒されます。しかし自分たちの財産である
使徒言行録の著者ルカは聖霊降臨の出来事を次の言葉で記しました。五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来 るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌 が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たさ
創世記では、神が美しい園を造り、アダムとエバを出会わせて家族となり、彼らの間に与えられる新しい命を祝福されました。「神は彼らを祝福して言われた。『産めよ、増えよ』」(創世記1:28)。また十戒の中で神は子どもたちに対しお命じになりました。「あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与
全ての福音書は主イエスの十字架上の死を記しています。しかしそこで筆を置かず、そのイエスを父なる神が復活させられたと告げているのです。復活がなければ十字架の死は愛に生き愛に死んだイエスの美しい美談で終わってしまいます。復活があるからこそ、イエスの死は意味のある死、即ち「神はおられる」という存在証明であ
詩編には「いかに幸いなことか」という言葉が実に24回も出てきます。代表的なものを挙げてみます。まず詩編1:1~2です。いかに幸いなことか/神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず/主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人。詩編128:1にも出てきます