12月17日のみことば

「イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった」(マタイ1:18)

イエス・キリストの誕生物語について記しているのはマタイ福音書とルカ福音書です。どちらも紀元80年代に記されたものです。マタイはヨセフへの御告げと東方の博士たちの来訪を記し、ルカはマリアへの御告げと羊飼いたちの来訪を記しています。両者はお互いに執筆内容を分担したのではなく、各々の視点から福音として伝えたい事柄を責任をもって書き記したのでした。そのおかげで私たちはキリストの誕生が告げる豊かな内容を深く知ることができたのです。感謝して聖書のメッセージを聞きたいと思います。

(スターリングラードの戦いにおいて塹壕の中でクリスマスを祝ったドイツの将兵のために従軍医師クルト・ロイバーが描いた「塹壕のマドンナ」1942)

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