12月16日のみことば

「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」(ルカ2:10~11)

私たちは戦争や災害、政治や経済、人間関係、健康や死など多くのことを恐れています。しかし羊飼いたちの「恐れ」はそれとは異なります。「聖なるもの」への恐れです。預言者イザヤが聖なる神に直面した時、「災いだ。わたしは滅ぼされる。…わたしの目は王なる万軍の主を仰ぎ見た」(6:5)と言いましたが、聖なるものへの恐れこそ究極の恐れです。しかし神は「恐れるな」と語られるのです。神は恐れる対象ではなく、愛なる方として出会ってくださるからです。その時、諸々の恐れはすべて消え失せるのです。

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