6月24日のみことば

「この金持ちの門前に、ラザロというできものだらけの貧しい人が横たわり、その食卓から落ちる物で腹を満たしたいものだと思っていた」(ルカ16:10~21)

私たちの社会には貧しい人や苦しむ人がいるのに、その存在に気づかないふりをし、自己責任だと言います。「人間をだめにしてしまうスラムや、人間を絞め殺してしまう経済的状況や、人間を無力にしてしまう社会条件には関心を持たないようないかなる宗教も、ただ葬られる日を待つだけの霊的に瀕死状態の宗教であると、信じるようになった」(『M・L・キング自伝』)。

TOP