「弱者を虐げる者は造り主を嘲る。造り主を尊ぶ人は乏しい人を憐れむ。」(箴言14:31)
「箴言は人間の心と生活に強く打ちこまれた釘である」とある注解者は言います。この箴言はまさにそれです。権力を持たない農民も神の作品です。その人から土地を取り上げることは、創造主の意図に反する行為であり神を侮辱することです。多くの沖縄県民が、「辺野古に基地を造らないでほしい! なぜ全基地の74%を沖縄に押し付けるのですか?」と訴えているのに政府は耳を傾けない、これは正しいことでしょうか。野中広務氏(元自由民主党幹事長、元官房長官)は『私の「戦後七〇年談話」』の中で「そういう沖縄の人たちの気持を謙虚に受け止めようとしない、いまの政治家は何を考えているんだと思うんです」と言っています。