ヨハネによる福音書14章6節
イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。
3月14日(日)は、卒業をお祝いする礼拝でした。今年は、ひとりの6年生が小学校を卒業します。
卒業する6年生と、進級するお友だちに向けて、校長先生がメッセージを贈りました。
道にはいろいろあります。車が走る道路や電車が走る線路もそうです。聖書に書いてある「わたしは道であり」の道は、目に見えない道です。「わたし」とは誰のことですか?そうですね、「わたし」とはイエス様のことです。
これから先、新しい場所でたくさんの人と出会い、お友だちもたくさんできるでしょう。でも、苦しくなったり、つらかったり、悲しいこともあるかもしれません。そういう時、イエス様がいつもそばにいて一緒に歩いてくださいます。
『赤毛のアン』という物語を読んだことがありますか?その中で、アンは次のように言っています。このことばがとても印象に残っています。
曲がり角を曲がった先には、何があるか分からないの。
でも、きっといちばん良いものにちがいないと思うの。
それには、また、それのすてきに良いことがあると思うわ。
(『赤毛のアン』より(モンゴメリ作 村岡花子訳 新潮文庫))
アンが、曲がり角の先になにがあるのかわくわくしているように、みなさんが歩いていく道の先には楽しいことが待っていると信じましょう。
6年生には、在校生ひとりひとりの名前と先生たちのメッセージが入ったカードのプレゼントがありました。そのカードには、
あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。(箴言3章6節)
と書かれています。
おまけ
礼拝が始まる前に、1年生がなぞなぞで遊んでいました。
さて問題です。
10本のバナナを11人で分けるにはどうしたらいいでしょう。
わかりますか?
こたえは、バナナジュースにしてみんなで分ける でした。
だれかが悲しい思いをしないように、みんなで考えて、そうだジュースにしよう、と思いついたのでしょう。
みんなが幸せな気持ちになれる、優しいなぞなぞでした。
次回は、さくら のおはなしです。