福岡地方にも緊急事態宣言が出されているためユーチューブによる礼拝配信を行います。
https://www.youtube.com/channel/UCpunloxCVF2_yFUCk9P22Tg/featured
10時30分~11時30分まで礼拝堂を解放しています。祈りの時をお持ちください。
式次第
聖書 マルコによる福音書16章14~20節
その後、十一人が食事をしているとき、イエスが現れ、その不信仰とかたくなな心をおと
がめになった。復活されたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。そ
れから、イエスは言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝え
なさい。信じて洗礼を受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。信じる
者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉
を語る。手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。」
主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。一方、弟子たち
は出かけて行って、至るところで宣教した。主は彼らと共に働き、彼らの語る言葉が真実
であることを、それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった。
説教 「新しい言葉を語る群れとして」 踊一郎牧師
黙想 「宗教的カンティレーヌ」デュボア 踊 純子姉
祝祷 踊一郎牧師
祈りの課題
・主日礼拝は5月3日㈰まで、他の集会は5月末までお休みです。私たちを守り導き育て
てくださる主イエス・キリストに信頼して歩みましょう。
・新型コロナウイルスの一日も早い終息と、医療従事者のために祈りましょう。
・兄弟姉妹の健康が守られるよう祈りましょう。
・私たちも電話や手紙などで絆を強めましょう。
・日本バプテスト連盟宣教研究所より「新型コロナウイルス感染拡大に伴うストレスに対
処するための視点」が送られてきました。長引く現在の状況は私たちにさまざまなスト
レスを与えます。
・心理面ではやり場のない気持ち、イライラする、意欲の減退、無気力、感情の混乱…。
身体面では睡眠障害、頭痛、全身倦怠感、動悸…。
思考面では集中できない、記憶・思考の混乱、合理的判断能力の低下…。
行動面では人間関係のトラブル、援助を断わる、酒や煙草の量が増える、食べ過ぎる…。
・自分でできるケアとしては、深呼吸、軽い運動、十分な栄養を摂取、好きな音楽を聴く、
入浴でリラックスする、家族や友人と話をする…。
・私たちキリスト者は、それに加えて祈りと黙想の時間、聖書の学びの時間を確保するな
ど信仰生活の習慣を大切にしたいと思います。
巻頭言「新しい言葉を全世界に」
「その後、十一人が食事をしているとき、イエスが現れ、その不信仰とかたくなな心をおとがめになった。復活されたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである」(マルコ16:14)
「かたくなな心」とは乾燥して固くなった心、マルコ4章の譬えで言うと「道端」のような心で、そこに蒔かれた種は鳥が食べてしまうのです。主はそれを「おとがめ」になります。厳しいことですが、私たちが良い地となリ、豊かな実を結ぶために必要な言葉なのです。
「それから、イエスは言われた。『全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝なさい』」(マルコ16:15)
主イエスの群れは先ほどまで「不信仰とかたくなな心」を持っていました。彼らは小さく弱いのです。しかし主はそんな彼らに世界伝道の使命を託されたのです。主の視野は広く、射程は遠く、弟子への信頼と期待が大きいのです。
「遠くを照らすことのできる者だけが近くも照らすことができる」。長崎教会の牧師だった松藤守男先生の言葉です。〈将来〉に目を向けつつ誠実に〈今〉の働きに力を注ぎたいと思います。(踊)