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小学科だより(2021年10月10日)

創世記1章31節

神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

今日は、『おおきな ものの すきな おうさま』(安野光雅 講談社)という本を読みました。

あるところに、大きなものが好きな王さまがいました、屋根よりも高いベッド、のこぎりよりもおおきなフォークとナイフ、100年かかっても食べきれないほど大きなチョコレート。。。 ある日、王さまは大きな植木鉢を作って、チューリップの球根を植えるように、けらいに命令しました。春になると、大きな植木鉢のまんなかに、かわいいチューリップがひとつ、咲きました。

 

今、人間が作れないものはないくらい技術が発達しています。インターネットで世界中の情報を知ることができます。飛行機に乗れば、何百キロも離れている場所に数時間で行くことができます。すぐに、誰もが宇宙に行ける日がくるかもしれません。

でも、人間には決して作れないものがあります。それは命です。人間には、大きな植木鉢は作れても、大きなチューリップを咲かせることはできません。

空や花、草などなどなど。。。私たちの周りは、神さまからいただいた命であふれています。私たちもまた、神さまからいただいた命を生きているのです。

 

安野光雅さんは絵本のあとがきでこのように書きました。

かさのような大きなチューリップができるだろうか。エジプトの王は、ピラミッドという巨大な墓をつくらせたが、大きな花を咲かせることだけはできなかった。生命を人間がつくることはできない。花一つ、虫一つが、かけがえのないものであることを思わねばならぬ。

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