聖書には力強い讃歌が各所に記されています。たとえば出エジプト記15章です。神が紅海でエジプトの戦車隊からイスラエルの民を守られた時、モーセたちは「海の歌」と呼ばれる讃美を捧げ、姉のミリアムも「主に向かって歌え」と声高らかに讃美しました。
強大な敵カナン人にイスラエルが勝利した時、デボラは「主をほめたたえよ」と讃美しました。士師記5章に記されています。
ハンナが神の特別な恵みによってようやく命を宿した時、彼女は「御救いを喜び祝う」と讃美しました。このハンナの讃美はサムエル記上に2章に記されています。
マリアも受胎を告知された時、「力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから」と讃美しました。この「マリアの讃歌」はルカ福音書一章四六節以下にあります。
世界を逆転させる神の恵みが私たちの世界に介入する時、そこに勝利、喜び、希望、そして讃美が湧き上がるのです。
主に従う人よ、主によって喜び歌え。主を賛美することは正しい人にふさわし い。（詩編33:1）