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わたしの家はいのりの家

「わたしの家はいのりの家」

マタイ21 章には主イエスがエルサレムで「宮清め」をされたことが記されています。 

当時エルサレム神殿には両替人や鳩を売る者がいました。なぜ両替人がいたのでしょうか。それは流通していた通貨はローマのデナリオン銀貨やギリシャのドラクメ銀貨でしたが、エルサレム神殿に献げるものはシェケル銀貨に限定されており、それで両替が必要となり、両替料は法外に高いものだったのです。

「鳩を売る者」とありますが、業者はエルサレム神殿で犠牲として捧げられた鳩や羊などの動物を取り扱っていました。犠牲として捧げものは傷のないものでなければならず、店先には「祭司の検査済」の動物が法外な値段で売られていたのです。

本来は遠来の礼拝者の便宜のために設けたたものが、いつしか飽くなき利潤追求の場となってしまっていたのです。主イエスはそこを指摘、神殿は「いのりの家」、神との交わり、人との交わりの場だと正されたのです。

私たちの教会堂も同じです。このいのりの家で主日はもとより週日も一人でも多くの人々の祈りが捧げられることを願います。

 

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