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「祈りの力を確信して」

聖書を開くと、祈りに関することが多く出てきます。祈りの大切さを痛感させられます。ヤコブの手紙5:16には「正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします」とあります。聖書が言う「正しい人」とは神に信頼している人、罪赦された神の子としての自覚をもって生きている人のことです。そのような人の祈り

「二つの原動力」

申命記は、エジプトで奴隷状況にあったイスラエルの民を約束の地へと導き出した指導者モーセの遺言とも言うべき文書です。あなたの神、主が導かれたこの四十年の荒れ野の旅を思い起こしなさい。(申命記8:2)荒野の旅は厳しいものでした。しかしそこで民は数えきれないほどの恵みを経験し、神の十戒を精神的な拠

「家庭という聖堂で」

申命記は、モアブ平原においてまさに世を去ろうとするモーセが、約束の地に入ろうとするイスラエルの民に対して与えた遺言的な訓戒と激励であり、律法の説き明かしです。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これ

希望を見いだすこと

新聞記者(西日本新聞)になった28年前、切った張ったの社会部は怖くて行きたくないと敬遠していましたが、振り返れば18年以上を社会部で過ごし、事件事故、災害、司法、医療取材などを通して世の不条理や生と死を見つめてきました。昨年秋に社会部長になったとき、部員に伝えたのは「新聞記者が書くべきは『生の肯

老年

老年は、人生のなかで、一番貴重な時で、もっとも永遠にちかづいている時です。老いることには、二通りあります。いつもいらいらして不平をいい、過去と幻想にとらわれていて、自分のまわりで起こることをみな批判する生き方です。若者は駄目だと退け、自分の殻に閉じこもって、ただ悲しんだり、寂しがったりする人たちです

「キリスト者の生き方」

キリスト者の生き方とはどのようなものでしょうか。①聖書を読む、②お祈りをする、③礼拝に出席する、④献金をする、⑤救いの喜びを証する。どれも欠かせない要素です。聖書の言葉に親しむ助けになればと思い、み言葉メールを毎朝希望者に送信、ホームページやフェイスブックにもアップしています。参考までに最近のも

「過去に目を閉ざす者は現在が見えなくなる」

今年6月23日、私はこの日沖縄にいた。それは、太平洋戦争末期の沖縄戦で犠牲になった20万人を超える犠牲者に思いを寄せ、ふたたび戦争を起こさせない誓いを立てる「慰霊の日」であった。日本バプテスト女性連合では、この日を6・23「沖縄(命(ぬち)どう宝(たから))の日」と定め、「沖縄6.23学習ツアー

「真の知性と富を求めて」

今年1月19日、ハーバード大学のシンポジウムでゴールドマン・サックスCFOマーチン・チャベス氏は「かつて600人いた株式売買のトレーダーのうち2017年現在本社に残っているのはわずか2人で、あとはコンピューターのアルゴリズム取式です。」と言って金融関係者を驚かせた。かつての年収7000万円トレーダー

「マルティン・二―メラーの詩」

ナチが共産主義者を襲ったとき、自分はやや不安になった。けれども結局自分は共産主義者でなかったので何もしなかった。それからナチは社会主義者を攻撃した。自分の不安はやや増大した。けれども依然として自分は社会主義者ではなかった。そこでやはり何もしなかった。そ

「何が人生に重要であるか」

聖路加国際病院名誉院長・日野原重明先生が7月18日召されました。享年105歳。少年期を神戸で過ごし、京都帝大(現京都大)を卒業。1941年から聖路加国際病院に勤めた。早くから予防医学に取り組み、54年には同病院が人間ドックを先駆的に開設するのに携わった。成人病に代わる呼称として「習慣病」を提案し

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