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「福音の種を蒔き続けよう」

マルコ福音書4章には有名な「種を蒔く人」のたとえ話が記されています。一人の農夫が種を蒔きました。道に落ちた種は鳥に食べられ、石地に落ちた種は熱のために枯れ、茨の中に落ちた種は成長を妨げられました。しかし良い地に落ちた種は育って30倍、60倍、100倍という驚くほどの実を結んだというのです。マルコ

花の日に寄せて

今年81才の先輩牧師????高圀彦先生より句集『その時…』を頂きました。公務員から牧師へ。そして伝道・牧会の現場でのさまざまな経験を詠んでおられます。家族や教会員に対する愛が随所に溢れています。ここでは特にご子息吉高叶牧師(現日本バプテスト連盟常務理事)を詠んだ短歌をご紹介します。産まれくる名は

「芸術としての教会」

神学者ユルゲン・モルトマンは『新しいライフスタイル』の中でこう言っています。「キリスト者は芸術家です。そしてキリスト者の芸術は、キリスト者の生活なのです。神によって生きる者の芸術、神とともに、神のために生きる芸術です。わたしたちは『生の芸術家』なのであって、一人びとりは自分の生を一つの芸術として描く

聖霊を受けなさい

教会暦によると今日は聖霊降臨日です。主イエスの弟子たちに聖霊が与えられ、初代の教会が誕生し、宣教の働きが力強く始まったことを記念する日です。しかし今日聖霊派の教会を除く多くの教会で聖霊への関心が薄れているように思います。もちろん私は聖霊派のようになればいいと言っているわけではありません。私たちは

母の日の由来

朝の情報番組で、「アメリカでも同じ日に母の日をやっているんですね」「日本と同じようにカーネーションを飾るんでしょうか」とやり取りしているのを見て驚くと同時に、由来を繰り返し語る大事さを痛感しました。アメリカのヴァージニア州ウェブスターのメソジスト教会にジャービスという、教会学校の教師を二六年

石の水がめ6つ

ヨハネ福音書二章には「カナの婚礼」の話が記されています。宴もたけなわという時に肝心のぶどう酒がなくなり、その危機を主イエスが救われたという奇跡物語です。これは主がなさった「最初のしるし」でした。主イエスが用いたのは、80~120リットルも入る石の水がめ六個でした。仮に100リットルとしても、全部

明日は「聖書に親しむ会」

月に一度開催している「聖書に親しむ会」。4月19日(火)午前10時半より西南学院教会オリーブ館で行います。夏目漱石の『草枕』の冒頭の言葉「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい…。」実感です。でも楽しく育児する方法、楽し

真に安らかに生きるために

草薙龍瞬という僧侶が書かれた『反応しない練習』という本があります。「ブッダの教えとは、心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法のことです」。確かに現代は情報過多の時代であり、一歩家を出るとありとあらゆる音に溢れ、そのほとんどは騒音です。そんなものにいちいち反応していたら身も心

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