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「祈りの心を育てたい」

「そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい」とⅠテモテの手紙2:1に記されています。神学者アドルフ・シュラッターは「パウロは祈りを捧げることが教会の一番大切な行為であり、それを教理と教育以上の位置に置く」と言います。祈りを怠ることが教会の健康を深

「キリスト者の生き方」

キリスト者の生き方とはどのようなものでしょうか。①聖書を読む、②お祈りをする、③礼拝に出席する、④献金をする、⑤救いの喜びを証する。どれも欠かせない要素です。聖書の言葉に親しむ助けになればと思い、み言葉メールを毎朝希望者に送信、ホームページやフェイスブックにもアップしています。参考までに最近のも

老年

老年は、人生のなかで、一番貴重な時で、もっとも永遠にちかづいている時です。老いることには、二通りあります。いつもいらいらして不平をいい、過去と幻想にとらわれていて、自分のまわりで起こることをみな批判する生き方です。若者は駄目だと退け、自分の殻に閉じこもって、ただ悲しんだり、寂しがったりする人たちです

希望を見いだすこと

新聞記者(西日本新聞)になった28年前、切った張ったの社会部は怖くて行きたくないと敬遠していましたが、振り返れば18年以上を社会部で過ごし、事件事故、災害、司法、医療取材などを通して世の不条理や生と死を見つめてきました。昨年秋に社会部長になったとき、部員に伝えたのは「新聞記者が書くべきは『生の肯

「真の知性と富を求めて」

今年1月19日、ハーバード大学のシンポジウムでゴールドマン・サックスCFOマーチン・チャベス氏は「かつて600人いた株式売買のトレーダーのうち2017年現在本社に残っているのはわずか2人で、あとはコンピューターのアルゴリズム取式です。」と言って金融関係者を驚かせた。かつての年収7000万円トレーダー

「過去に目を閉ざす者は現在が見えなくなる」

今年6月23日、私はこの日沖縄にいた。それは、太平洋戦争末期の沖縄戦で犠牲になった20万人を超える犠牲者に思いを寄せ、ふたたび戦争を起こさせない誓いを立てる「慰霊の日」であった。日本バプテスト女性連合では、この日を6・23「沖縄(命(ぬち)どう宝(たから))の日」と定め、「沖縄6.23学習ツアー

「マルティン・二―メラーの詩」

ナチが共産主義者を襲ったとき、自分はやや不安になった。けれども結局自分は共産主義者でなかったので何もしなかった。それからナチは社会主義者を攻撃した。自分の不安はやや増大した。けれども依然として自分は社会主義者ではなかった。そこでやはり何もしなかった。そ

「神の御言葉を賛美します」

詩編58:11にはこう記されています。「神の御言葉を賛美します。主の御言葉を賛美します。」神の言葉は必ず実現するのです。私たちに必要なのはその言葉に信頼することです。ルカ1章5~21節は祭司ザカリヤと天使ガブリエルの対話です。ガブリエルは「ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エ

「母たちへの講演」

久留米教会付設めぐみの園の働きに長年携わった吉田亮子さんの「子育ておすすめ9か条」は、子育てや幼児教育40年の体験から生まれたもので、とても説得力があります。第1条は「母さんはあなたがだぁいすき」。二学期に入ってなぜか乱暴なAちゃん。「夏休みに何かありましたか?」「いいえ、特に思いつきません」。

「何が人生に重要であるか」

聖路加国際病院名誉院長・日野原重明先生が7月18日召されました。享年105歳。少年期を神戸で過ごし、京都帝大(現京都大)を卒業。1941年から聖路加国際病院に勤めた。早くから予防医学に取り組み、54年には同病院が人間ドックを先駆的に開設するのに携わった。成人病に代わる呼称として「習慣病」を提案し

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